Diary

色への挑戦
こんにちは。
今年はすっきりしない天気の日が多い5月ですね。
暑かったり、寒かったり、ムシムシしたり・・
さて、今日のお題「色」
今年は例年より店内も少しカラー率が高いかもしれません。
ピンクだったり、オレンジだったり、パープルだったり・・・
店頭でお話するみなさんの多くは、新鮮なお色に、挑戦してみたい気持ちを
多かれ少なかれお持ちです。
でも
「私、〇〇色は苦手なんです」「〇〇色は着たことないんです」
「以前カラー診断で〇〇色は・・・なんです」というお話がよくでてきます。
似合う色は、歳と共に大いに変わっていくということ
私自身、強く感じる昨今です。
白よりベージュや生成りの方が似合うようになったのは、
ここ数年のことの気がします。
髪の色が変わってきたり、
肌の質感が変わったり。
太ったり、痩せたり。
歳と共に、嫌な変化ばかりが気になるのは、事実です。
でも、これだけ変われば、似合う色はもちろん変わります。
着れないと思っていた色も、案外似合うのかもしれませんよ☻
見た目の変化は嫌なことばかりではないのかもしれません。
例えばグレーヘアの方が似合う色も確実にあります。
カラーチャートなどで見る色は、ポスターカラーでマットに塗られた色。
もちろんTシャツやスウェットといったマットな質感のアイテムには、色のままのものもあります。
でも、コットンやリネン、ウールの天然素材、糸が太くて織りの風合いを感じるもの、
染めの生地、シワ加工や透け感、タックやギャザー・・・
そんな諸々によって、一言で「〇〇色は似合わない」ということはないんです。
同じ色でも、生地が変われば、全然違う。
現在お店にある商品で具体的にお話ししてみましょう。
例えば、ピンクのパンツ。
いつもなら白やベージュのパンツを履くところを、ピンクに変えてみる。
「おや?♡」とっても新鮮。
ピンクは可愛いイメージですが、甘いアイテムと合すのではなく、すっきりとした、
辛口のものと合わせると無理なくイメージチェンジ。
紅茶染めのオレンジはとても奥深く、リネンの風合いと相まって
とても上品に明るさを加えてくれる。
染めはあたたかみを感じるので、明るいお色でも、寒い季節のコーディネートに
投入可能ですね。
白やグレーのニットと合わせたイメージも容易に想像できますよね。
新しい色のお洋服。まずは、お顔から遠いボトムスに投入するのが、コーディネートしやすいのではないかと思います。
外見的にうれしい変化は、悲しいかな、なかなか臨めない。
悲しい変化ばかりが目についていくのは事実。
それぞれだけど、確実に変化していくのはみんな同じ。
だから、似合う色は変わっていくんです。
生地の手触りや風合いも手伝って、
「あれ!これ意外といけるやん✧」があるんです。
鏡の前で、「新しい色」、ちょっとあててみませんか☻